窓は家具。素敵なインテリアは窓辺から

どんなに素敵な家具やカーテンを設置しても、窓が無機質なアルミサッシで色もマッチしていないとせっかくのインテリアが映えませんよね。海外のインテリア事例を見ていて感じるのは、窓も家具のように素敵で、さらにそこから切り取られる風景もまた絵画のように絵になるということ。さらに、モールディングを回した壁や天井の高さといった内装を形作るベースの部分もインテリアにとって欠かせない要素です。

最近海外のお客様からのご相談が増えてきました。

みなさんおっしゃるのは、日本の窓はデザインと機能性が欧米に比べてとても遅れているということ。開口部である窓は外気の影響をとても受けやすい部分です。そしてアルミという素材は熱や冷気を通してしまうので省エネの面でも機能的ではありません。

アルミサッシが普及したのには、作り手側の取り付けやすさと大量生産を重視したからで、住み手側の快適な住環境のことを考慮するなら樹脂サッシが最も適しています。

【北米やヨーロッパの主要樹脂サッシメーカー】

また、マンションのリノベーションで窓を変えることのハードルの高さを実感しています。管理規約ではいまだに専有部である窓ガラスをペアガラスやLow-Eガラスに変えることは可能でも、共用部であるサッシは交換できないという古いままの決まりが残っていることに疑問を感じます。

弊社でフルリノベーションした渋谷区のメゾネットマンションにお住まいのお客様から、インテリアは大変気に入っているけど、唯一窓だけは気に入らないからなんとかできないか…というご相談をいただいています。管理規約を調べると、やはり既存のサッシは残し、外観を大きく変更しないという条件のもと可能なようです。

カバー工法が出来る海外製の高機能窓を調べましたが、なかなか思うようなものが見つからず…見つけたのがMontageというアメリカデザインの樹脂窓。シェアの95%は木造新築への設置だそうですが、カバー工法も取り扱っていました。お話を聞きに行き、品質やデザイン製はマッチしそうでした。ただ、お客様としては既存を残してカバーするという方法自体なんとも日本らしいというか、想像していたものとは全く違うようです。

ここまで省エネ対策が叫ばれていている中、自由度が低く、世界基準には到底追いつかない現状をなんとかならないものかと思います。

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