この度、昨年弊社でリノベーションが竣工した川崎T Residenceが、ラグジュアリーインテリア雑誌MODER LIVINGの第10回スタイリング・デザイン賞にノミネートされました。
このような素晴らしい賞にノミネートしていただけたのも、ご依頼いただきご縁をいただいたクライアント様、私のプランを形にしてくれた協力業者さん、素敵な写真を撮っていただいたカメラマンさんのご協力あってのものです。正直、大賞を取る取らないは私の中でどちらでもよく(笑)自分が真摯に向き合ってきた大好きなこのお仕事で、目の前の方を一人でも多く幸せにできたらと願うばかりです。
自分自身、「作品」と表現されるのには少し抵抗があります。私たちがご提供する空間は生活の場であり、住まう方のためのものであるからです。その方にとっての叶えたい生活を陰ながらサポートする仕事だと思っています。そして、日々の細やかな生活の中にちょっぴり「劇的」なエッセンスを入れられたらと思っております。
10/22までの一般投票の結果を受けて、12月初旬のモダンリビング大賞授賞式で発表・表彰されます。他のノミネート作品もとてもクオリティが高く素敵な空間です。インテリアコーディネーターのお仕事を知る機会になると思いますのでぜひご覧いただければ幸いです。※一般投票サイトはこちら


ご主人が他界されて、広くなったベッドルーム(+セカンドリビング+ウオークインクローゼット2部屋)50㎡程のスペースを奥様と次女様お2人で利用できるスペースにリノベーションを希望されていました。
終の住処の最後のリノベーションとして『覚悟を持って』依頼していただいたとのこと。
ご要望としてまず、2つのスペースを完全に仕切るのではなく、ある程度お互いの存在感は感じつつもプライバシーにも配慮すること、異なるインテリア趣味をお持ちのお二人の空間をうまく融合させること、そして周りを建物に囲まれ窓からの眺望が期待できない空間を閉塞感なくのびやかにデザインすること。
日本各地のラグジュアリーホテルをご存知の奥様に心からホッとできるベッドルームで過ごしていただきたく、ホテルライクな中に和の素材を織り込んだ空間に演出しました。鮮やかな花柄のお好きな娘様のお部屋のアクセントクロスはウィリアムモリス。オークと塗装のツートーンカラーでデザインしました。そして2つのお部屋を繋ぐ格子引き戸は和のテイストを感じながらも塗装仕上げにしたことで2つの空間を緩やかに分ける要素として上手く溶け込んでいます。
『毎日がラグジュアリーホテルのようで帰るのが楽しみになるお部屋になった』と、とても喜んでいただけました。





そして、前回のリノベーションから一年半経った現在、同居を決意された息子さんご一家のために、1階の全面リノベーションをプランニング中です。今回はベッドルームだけでなく、衣食住全ての空間のデザインになります。親子3世代に渡りお住まいをデザインさせていただけることに喜びと感謝と少しのプレッシャーを感じつつ(笑)お客様と一緒にワクワクしながらお家づくりを進めております。またブログでもご紹介していきたいと思っております。



